病気が教えてくれたこと
久しぶりのはてなブログ。
乳腺炎でずっと入院していたんですが、ようやっと昨日ポッキーの日に退院して、そのまま実家に里帰りで3、4年ぶりに地元に戻ってきています。
住み慣れた地元での生活はやはり落ち着きます。
ずっと利用していたスーパーも閉店し、しばらくはそのまま建物は残っていたんですが、久しぶりに帰ってきたらすでに立て壊しで更地になっていました。
3年ほど帰っていないと今まで馴染みのあった景色だったり風景も変わってしまうものなんだな、とすこし淋しい気持ちもあったり、なかったり。
入院中は毎日旦那がお見舞いに来てくれて、身の回りのことやお子のお世話もしてくれて本当に助かりました。
出産で1週間入院してマタニティブルーに苛まれつつやっと帰れたと思ったら退院後すぐ乳腺炎でまた1週間入院で旦那が寂しがって夫婦喧嘩になったりと色々ありましたが、そんなことがありながらもなんとか快方に向かうことができてよかったです。
症状がピークのときは、いつ治るんだろうかと不安な気持ちでいっぱいで旦那の家族にも不安を吐露したりしましたが。
入院中は通い慣れた産院の先生と色んな話をして
わたしはしゃべるのが下手くそで絵とか文章でしか自分の気持ちを素直に表現することができないんですって言ったとき
先生が
ぽこにゃんさんはゆっくりお話しなさるタイプだから、今の時代、それはとても貴重なことだと思います
絵や文章で表現することができるのはとても素敵なことで、それはぽこにゃんさんが持っている天性というか・・・
私はぽこにゃんさんらしくて、それでも、とても良いと思います、
自分と赤ちゃん、二人がどうしたいか、を大切になさってくださいねって言ってくれました。
他人が間に入ってくれるのが良いときもあるね。
退院後は数日おきに外来でマッサージしてもらいにいきます。
旦那が来るとお子は頭から音符を出し目をきらきら輝かせて全身で喜ぶので喧嘩で気まずい雰囲気になっても、夫婦共々おもわず笑顔になるような柔らかな魅力を持つお子。
乳腺炎の治療でいちばん効果的なのはやっぱりお子にしっかり吸ってもらうこと。お子の力には搾乳やケアだけでは治ることに関してはかなわないみたい。
吸ってもらうことで母体側も母乳をつくるのに本領を発揮するみたいで、二人の相乗効果で母乳育児、軌道にのっていくみたい。
母乳育児って深いなぁ。
乳腺炎になったことはほんとうに涙を流すくらい痛くてつらいし、もうなりたくないけれど、この病気を患うまではなにも知らなかったし、自分にとって成長の糧になり、大切なことを今回の病気を通して学ばせてもらった気がします。
お子と母、二人合わせての力はとても偉大だ。
母乳育児にしかりお子の力は偉大だと改めて感じた入院生活でした。
周りを太陽のように優しく包み込んでくれて、和ませてくれたり愉しませてくれるお子、名前もそういう意味合いの名前をつけたのですが、いつかこの子が大きくなったときこんなエピソードがあったこと、3人で笑って語らえたらと思いますね。